【初心者向け】ボルダリングシューズの選び方とオススメの種類10選

ボルダリングにハマると欲しくなるのが「マイボルダリングシューズ」。自分に合ったシューズを使うと、それだけでレベルが上がることも……!

とはいえ、ボルダリングシューズには様々な種類があって悩んでしまうもの。

そこで今回は、シューズの選び方からオススメのブランド、シューズのお手入れ方法まで詳しくお伝えしたいと思います!

そもそもボルダリングのシューズとは?

ボルダリングのシューズとは、岩場を登るため専用のシューズのことをいいます。

私たちが日常に履いているようなシューズとは違い、特殊のソールを使っているので、ボルダリングをしたときに、ホールドに吸い付くようなフリクション(摩擦)を得ることができるのです。

逆にスニーカーやサンダルなどでボルダリングをすると、全くフリクションがないので、足が滑って落ちてしまい、とても危険なんですよ。

ボルダリングをするときは、岩場を登ることを想定して造られている、ボルダリング専用のシューズが必要です。

ボルダリングシューズの種類

【初心者向け】ボルダリングシューズの選び方とオススメの種類10選

ボルダリングシューズといっても、さまざまな種類に分かれています。簡単に解説しますので、ご参考にしてくださいね。

シューズの形

シューズの形は、大きく分けると2つの種類に分かれます。

・フラットタイプ
・ダウントゥタイプ

フラットタイプは靴底の形状が平坦になっているため、初心者にもオススメの形です。

逆にダウントゥタイプは、つま先の形が下に曲がっているので、小さいホールドに足を乗せやすいメリットはありますが、フラットタイプに比べると扱いが難しく、中級者~上級者向けの形です。

つま先の形状

つま先の形状は、2種類あります。

・ストレートタイプ
・ターンインタイプ

シューズを裏に返してみると、ストレートタイプに比べてターンインタイプは親指のほうに、曲がっています。

ターンインタイプは、親指側のエッジを使いやすいのですが、初心者には難しいテクニックになるので、「どんなシューズがいいんだろう……」と悩んでいる人は、ストレートタイプのシューズから試し履きしてみるといいですよ。

着脱方法

シューズの着脱方法は、大きく分けると3つあります。

・ベルクロタイプ
・シューレースタイプ
・スリップオンタイプ

ベルクロタイプは、自分好みに締め具合を調節できるので、初心者に一番オススメのタイプです。

スリップオンタイプは、使い続けて行くうちに多少シューズが伸びてくるので、自分の足のサイズにピッタリ&多少伸びることを予想できるサイズを選ぶ必要があります。

一足目にスリップオンタイプは控えたほうがいいでしょう。

また、シューレースタイプは着脱時に毎回靴紐を締める&緩める作業が必要になるので、少しめんどうと感じる人が多いです。

「めんどうと感じません!」そんな人は、シューレースタイプでもいいでしょう。

値段の違い

ボルダリングのシューズは、値段にも違いがあります。

「値段が高いシューズのほうが絶対に良い!」というわけではありませんので、ご自身の足にピッタリなボルダリングのシューズを選ぶようにしましょう。

クライミングブランドによって、高めの値段設定をしているところから、比較的お手頃価格のものまで様々です。

ボルダリングシューズの選び方

いざ「ボルダリングのシューズを買おう!」そう思っても、たくさんあるシューズの中から、自分にピッタリなシューズを見つけることって、結構難しいですよね。

ここでは初めてボルダリングシューズを購入する人が、“抑えたいポイント”をまとめていますので、購入の際には、ぜひ参考にしてくださいね。

選び方①:デザインを選ぼう!

ボルダリングのシューズを置いてあるお店などに行くと、たくさん種類があって「なにがいいのか分からない」そう不安になりますよね。

そういうときは、「カッコいいな!」と思うデザインのシューズを片っ端から集めてみましょう。

大体5~10足くらい選ぶといいです。

自分にピッタリなシューズでも、デザインがいいシューズとそうではないシューズだと、デザインがいいシューズのほうが気持ち的にもあがりますよね。

選び方②:自分に合った形を探す!

デザインで集めたシューズを試しに履いてみましょう。

このときの手順としては、

①フラットタイプとダウントゥタイプに分ける
②フラットタイプから履いてみて、次にダウントゥタイプを履く
③フラットタイプがいいか、ダウントゥタイプがいいか決める
※初心者は履きやすいフラットタイプがオススメ
④タイプを決めたら、選んだシューズをもう一度履いてみる
⑤履いたシューズの中で、一番履きやすく、違和感のないシューズを選ぶ

この順番で選んでいくといいでしょう。

選び方③:サイズ感を確かめよう!

第一候補のシューズが決まったら、次に前後のサイズを試し履きしてみましょう。

このときに、
・少しきつめのサイズ感を選ぶ
・立っていられないほど痛くなるような、小さいサイズはNG

よく、「ボルダリングのシューズは小さければ小さいほどいい!」のような話がありますが、実際はあまりオススメしません。

少しきつめのシューズでも、登っているとつま先部分が痛くなることがあるくらいなので、最初から「痛いシューズ」は、「痛いから登りたくない」というモチベーションの低下にもつながってしまうので、やめたほうがいいです。

履いたときに、
・足の指全体が少し曲がった状態
・シューズ内で指が遊ばない状態(伸ばしたり、曲げたりできない)
・試し履きしながら立ちあがっても痛みがない状態

このような状態になるサイズ感がオススメですよ。

初心者にオススメのブランド

「シューズのブランドがいっぱいありすぎて、どのブランドがいいのか分からない!」と感じる人も多いでしょう。

ここでは、ボルダリング初心者にオススメのブランドをモデルごとにご紹介します。

①スポルティバ:カタナ

スポルティバが展開している「カタナ」は、幅広い登りに対応してくれるモデルです。

少しゴムが硬めなので、強い荷重をかけてもソールが負けることがなく、安定したバランスをとることができますよ。

ホールドへ乗り込むときに、ソールが曲がってしまい身体を支えられないという人にオススメのモデルです。

②イボルブ:クロノス

イボルブが展開している「クロノス」は、解剖学的インプットから設計している履き心地抜群&性能に優れているモデルです。

2本のベルクロタイプ、フラットタイプなので初心者が始めて履くシューズとしてオススメできるモデルですよ。

また、サイズもハーフサイズごとに用意されているので、よりご自身の足にピッタリなサイズを選ぶことができます。

③スカルパ:オリジン

スカルパが展開している「オリジン」は、比較的お手頃価格のシューズになります。

「ボルダリングのシューズは欲しいけれど、あまり予算がない……」という人にオススメのモデルです。

快適な履き心地はもちろん、オールラウンドに対応しているので、“初心者が初めて購入する一足”といわれています。

④スポルティバ:フィナーレVS

スポルティバが展開している「フィナーレVS」は、初心者から中級者の方を対象としたモデルです。

着脱しやすい2本のベルクロ、履き心地に優れていることから、ボルダリングのシューズ特有の“きつさ”に慣れていない人でも、違和感なく履くことができますよ。

スポルティバが展開しているエントリーモデルの中でも、比較的ソールが薄いので、足裏感覚もバッチリ!

「ボルダリングのシューズはきつすぎて……」「足裏感覚が分からない……」と悩んでいる方は、「フィナーレVS」の試し履きをオススメします。

⑤レッドチリ:DU VCR

ボルダリング初心者の人が履き続けられるように、履き心地を重視したモデルが、レッドチリが展開している「DU VCR」です。

ストレートタイプ、幅の広いラストを採用しているので、長時間登り続けていても、痛くなりにくい設計になっていることがポイントです。

また2本のベルクロで、高いホールド力を発揮していますよ。

しかも、お値段が10,000円を切りますので、長時間登っていても痛くならない&お手頃価格のシューズを探している人にピッタリです。

⑥スポルティバ:パイソン

ダウントゥタイプのシューズを探している人には、スポルティバが展開している「パイソン」がオススメです。

足裏感覚に優れていて、5級あたりからよく出てくる“トゥフック”や“ヒールフック”など、様々なムーブに対応でき、人口壁に最も最適なシューズなんですよ。

上級者の方の中でもパイソンを愛用している人が多く、中級くらいから履き続けている人がほとんどです。

「もっとうまくなりたい! 上級者の人とセッションしたい!」と感じている人は、シューズと一緒にレベルをあげていくのも、ひとつの味なのではないでしょうか。

⑦スカルパ:ドラゴ

スカルパが展開している「ドラゴ」は、傾斜が強い壁に最適なモデルです。「強傾斜をもっと上手になりたい!」そう感じている人にオススメします。

スカルパの「フューリア」の前部ベルクロを省略していて、さらにヒールカップの剛性を高め、ヒールフックやトゥフックの性能を向上させているモデルです。

ドラゴのオススメポイントは、高性能でありながらも、適度な履きやすさを兼ね備えているところ。

「履きづらい」「足に違和感がある」など高性能シューズを履いている人の悩みを取り除いたシューズなのです。

⑧アンパラレル:ベガ

アンパラレルが展開している「ベガ」は、パフォーマンスを向上させながらも履き心地を犠牲にしない、オールラウンドタイプのシューズです。

V字型のベルクロによって、完璧なフィット感を実現しています。

また、登っている最中に「少しゆるくなってきたな」と思ったとき、素早く調節できる造りになっているのもポイント。

また、トゥ部分にラバーを採用、フリクションに優れているので、トゥフックが使いやすくなりますよ。

⑨スポルティバ:ソリューション

スポルティバが展開している「ソリューション」は、超ロングセラーで人気のシューズ。

ソールは柔らかめですが、シューズ自体がしっかりした硬めなので、履きこんでもシューズがヨレることがなく、スタートからフィニッシュまで最高のパフォーマンスを発揮してくれますよ。

インドアから外岩まで対応でき、「これから外岩も行くかもしれない、だけどジムが多い」という人にオススメのシューズです。

⑩スカルパ:インスティンクトVS

スカルパが展開している「インスティンクトVS」は、「インスティンクトS」のベルクロバージョンです。ソールを前後に分割しているので、細かな足さばきがしやすいモデル。

ジムから岩場まで対応できるので、スポルティバの「ソリューション」と同じく、「岩場へ行くかもしれない」という人にオススメのシューズです。

用途や傾斜にこだわらず、一足でどんな環境でもこなせる人気のシューズのひとつです。

新品のシューズは痛い! できるだけ早く慣れるためには?

新品のシューズは履きならしたシューズに比べると硬いです。そのため、新品のシューズを履いて登っていると、初めのうちは徐々に痛みが出てくることがあります。

そうなったときは、無理せずにシューズを脱いで足を休ませてあげましょう。

早く自分の足にフィットしたシューズに育てたい場合は、「毎日ご自宅で5~10分くらい履くようにする」といいでしょう。

ジム以外で履けるタイミングがあるときに、少しでもシューズを履くことで、自分の足に慣らせてあげられますよ。

ボルダリングシューズのお手入れ方法

【初心者向け】ボルダリングシューズの選び方とオススメの種類10選

購入したシューズをより長く履けるように、日ごろからシューズのお手入れをしましょう。

お手入れといっても、合皮などの素材を使っているシューズが多いので、水洗いは避けた方がいいです。

水で洗うことで、素材の表面が硬くなったり、せっかく自分の足に馴染んだのに型崩れしたりするからです。

では、誰にでもできる簡単なお手入れ方法をご紹介します。

①登り終わったあとは、ブラシを使ってチョークを落とす。
②汗の独特なニオイが気になる人は、クライミング専用のソックスを履いたり、消臭パウダーをシューズの内側につける。

チョーク汚れがひどくなってきたら

①同じように、ブラシを使ってシューズについているチョークを落とす
②水を絞った雑巾で、外側と内側を丁寧に拭く
③風通しのいい日陰でしっかりと乾燥させる

まとめ

ジムのレンタルシューズでも、ボルダリングを楽しむことができます。

しかしボルダリングにハマっていて、“もっと上達したい!・モチベーションを上げたい!”そう思っている人は、マイシューズを購入すると、よりシューズに愛着が沸いて「もっとシューズと一緒に強くなろう!」そう思えるようになるはずですよ。

これからもボルダリングを続けて行こう! と思っている人は、マイシューズの購入を検討してもいいタイミングなのではないでしょうか。

ぜひシューズの購入するときは、今回ご紹介した内容をご参考にしてくださいね。

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